2014年01月

2014年01月15日

遅延型食物アレルギー

遅延型食物アレルギーの検査をしました

一般的に言われている食物アレルギーは、「即時型食物アレルギー」で種類が違います。
文字の通り、即時型はすぐに症状が現れて、命に関わる時もあります

それに対して、遅延型食物アレルギーは6時間以上経ってから症状が出る為に、食事を疑う事もなく気付かないうちに何らかの症状が出ている場合が多いようです
例えば、頭痛・だるさ・腹痛などですが、命には関わる事がない為に、原因が分からずに特に意識していない人が多いようです

即時型と遅延型では、アレルギーの分類が違います
即時型は、「Ⅰ型アレルギー」で、IgE抗体が関わっています。
遅延型は、「Ⅱ型アレルギー」で、IgG抗体が関わっています。
そして、一般的に言われている遅延型アレルギー(接触性皮膚炎など)は、「Ⅳ型アレルギー」で、T細胞によって起き、細胞性免疫が関与しています。

遅延型食物アレルギーは、保険適応外となっています
保険診療を行っている病院・クリニックではやってもらえません。
(1人を自費診療してしまうと、それ以降の患者さんは全て自費診療しなくてはならなくなってしまう為です。)
自由診療を行っているクリニックでは行っている所もありますが、お値段が4万円もしてしまいます。
なので、私は検査キットを購入して、採血を自分で行い、検査機関へ提出しました。

私も、専門医に相談したら検査をした方が良いとの事で行いました。
化学物質過敏症の患者は、何らかの食物アレルギーがある場合が多いそうです。
私は、数年前にIgEの検査はしましたが、その時は食物では異常ありませんでした。

今回のIgG検査では、4つ陽性がありました。
牡蠣・鶏卵・バニラ・バナナです。
納得です・・・。

牡蠣 → 食べて数時間すると嘔吐していました。
鶏卵 → 目玉焼きで白身を食べるとめまい・頭重感・頭痛などがありました。
バニラ → アイスは好きでなく、バニラ系の匂いもダメでした。
バナナ → ゴムに対して反応していました。ゴム手袋で手荒れをしていました。バナナは、ゴムと交位交代性があります。

私のレベルでは、完全な除去食まではしなくても良いそうです。
しかし、1回/4日以上は食べないようにした方が良いそうです。
そして、徐々に食べられる様にして行くみたいです。

近々、結果を持って、医師に相談して、またIgEの検査もして来ます。

原因不明の体調不良がある方は、この検査をしてみると良いみたいですよ~


ks2013 at 18:40|PermalinkComments(0)